育成指南

『人生の4つのステージ理論』とは|最高の伴侶を目指す必須の人生指針

僕
こんにちは。『最高の伴侶』を目指し、日夜奮闘しているKです。

この記事にたどり着いたということは、

夫婦関係を良くして
幸せな家庭を作るんだ

という志を持ち、妻や子供のために今の自分を変えようと努力している旦那さんだと思います。

この記事では、最高の伴侶を目指すために押さえておきたい

についてお話させていただきます。

理想の夫婦関係を考える上で大切なことは、『方向性を定めること』です。

方向性がないことには、まるで大海原をコンパス無しで航海するのと同じで、彷徨うだけで報われません。

でも方向性さえ定まっていたら、「理想を実現するんだ!」と熱い思いを、その方向に向けて余すことなく注ぐことができます。

今回ご紹介する「人生の4つのステージ理論」は、漫画ONE PIECEの永久指針(エターナルポース)にあたるでしょう。

人生という大海原を、家族という船に乗り、妻や子供というクルー達と共にワンピース(一つなぎの大秘宝)を目指して航海していく。

そのための重要な指針といっても過言ではありません。

「人生の4つのステージ理論」は、これまで10,000人以上の人生ストーリーを聞いてきた経営コンサルタント小田真嘉さんから学んだ教えです。

この教えを採用してからというもの、僕たちの夫婦関係は変化していきました。

一番大きく変わったと感じているのは『モノの見方(捉え方)の変化』です。

人生の4つのステージを採用する前は、妻のことを敵だと見て「自分は間違っていない」と正当化する、そんな小さな自分でした。いわば被害者意識の塊のようなものでした。

ですが採用してからというもの、ただ被害者意識に染まるのではなく、自分を律するようになり、関係を良くしようと前向きに働きかけていけるようになったのです。

それからというもの、妻のことを受け入れる器ができはじめ、以前のように夫婦で衝突する機会は減りました。

逆に妻が変わったのかな?と思うほど、以前のように些細な言い合いが減ったのです。

その変化を促すことができたのは、今では「人生の4つのステージ理論」という方向性の軸を手に入れたからだと思えます。

自分が目指す理想のステージと、今の自分のステージがわかることで、常にステージへの意識が芽生え、自分のスイッチを切り替えられるようになったのです。

この記事ではまず

  • 人生の4つのステージ理論とは?
  • 4つのステージの特徴

という人生の4つのステージ理論の全体像について解説したいと思います。

僕
この記事がご自身の成長につながり、仕事や夫婦関係が今より一歩でも良くなる、そんなキッカケになれば嬉しいです。ぜひ参考にされてみてください

この記事には小田真嘉さんから学んだことを解説していますが、自分の実体験での解釈が含まれているため、オリジナルとは違う部分が出てきます。その点はご容赦ください。

以下のリンクから小田さんの無料書籍がダウンロードできるので、ぜひ一度読まれてみてください。

人生の4つのステージ理論とは?

「人の成長段階を表したもの」

以下の4つのステージで構成されています。

4つのステージ
  • 4.Lightステージ
    【使命・世のため】
    人生に迷いがなく今の仕事が天職かのように働き、自分が輝き、周りも世間も明るく照らしている段階
  • 3.Lifeステージ
    【貢献・人のため】
    仕事を通じて人のお役に立てる喜びがある段階
  • 2.Likeステージ
    【欲望・自分のため】
    今の仕事が好きで、工夫しながら楽しんでいる段階
  • 1.Riceステージ
    【惰性・生きるため】
    生活するために仕方がなくイヤイヤ働く段階

4つのステージは上にいくほど、エネルギー(位置エネルギー)が高いです。位置エネルギーについては以下の記事でご紹介しています。

https://fufu-bible.com/potential-energy/

人生の4つのステージ理論の全体像

4つのステージの全体像は、以下のようになっています。

人生の4つのステージ理論
人生の4つのステージ理論の全体像は、こんな感じ!

人生の4つのステージ理論一覧表
人生の4つのステージ理論の全体像の一覧表!

人生の4つのステージは「Rice→Like→Life→Light」という風に、下のステージから順番に積み上がっていくイメージです。

各ステージの特徴は次の通りです。

人生の4つのステージ理論 ライスステージ
【ライスステージ】生活するために仕方がなくイヤイヤ働く段階

人生の4つのステージ理論 ライクステージ
【ライクステージ】今の仕事が好きで、工夫しながら楽しんでいる段階

人生の4つのステージ理論 ライフステージ
【ライフステージ】仕事を通じて人のお役に立てる喜びがある段階

人生の4つのステージ理論 ライトステージ
【ライトステージ】人生に迷いがなく、今の仕事が天職かのように働き、自分が輝いて周りも世間も明るく照らしている段階

この4つのステージは、個人だけでなく、会社や家族などのコミュニティにも同じように存在します。

「人生の4つのステージ理論」を知ったとき、当時の僕には、まるで闇の中に差し込む一筋の光に見えました。

なぜなら、

  • もっと家族のために貢献できる男になりたい
  • もっと妻を幸せにできる男に成長したい
  • もっと輝く家庭をつくりたい

でも一体どうしたらいいんだろう?そう思っていたタイミングに出会えたものだからです。

人生の4つのステージ理論を採用するメリット

人生の4つのステージ理論を採用する理由…

「今抱えている悩みや課題を解決するため」です。

小田さんはこのように言いました。

今の悩みを解決するためには、自分が今いるステージを理解して、次のステージに上がる行動を取らなければいけません。ステージが上がれば上がるほど、今悩んでいることに悩まなくなります。

いわばステージが上がるとは、モノの見方や捉え方が変わるということです。

たとえば、スカイツリーの頂上から見る街並みと、地上から見る街並みは、同じ場所であっても見える景色は全く違います。

地上からだと目の前の建物くらいしか見えませんが、頂上だと遠くまでの建物や下手したら富士山だって見渡せるじゃないですか?

それと同じで、ステージが高いほうがモノの見え方や捉え方が変わってくるのです。

そして見え方や捉え方が変わることで、今のステージで悩んでいたことに悩まなくなるのです。

もうちょっと具体的な事例でお伝えしますね。

人は成長すると悩みが悩みじゃなくなる – 僕の中学時代のコンプレックスエピソード

例えが良いか悪いかは置いといて、僕は中学時代に「ある悩み」を抱えていました。

その悩みが『人よりも毛深いこと』

僕の盛んな思春期は、体毛との戦いだったのです。

特に夏の体育の授業は地獄。なぜなら短パンを履くのが強制だからです。

言ってしまえば、恥部を曝け出す行為と同じ究極の罰ゲーム。

当時はその罰ゲームを避けたくて、3ヶ月間体育の授業を休んでやろうかと思っていました。でも、できませんでした。(成績やばいことになるから)

なので我慢してやり続けるものの…

友人
友人
まじお前毛深いな〜!原始人やん(笑)なんでそんな毛深いの?www

同級生にはこうやっていじられる日々。

当時、心臓に毛が生えていなかった僕は、笑顔という仮面の裏で涙を流していました。

僕の心
僕の心
神様…なぜあなたは僕のすね毛を原始人のようにデザインしたんだ!?

恨みに恨みました。この体毛のせいで僕は青春時代に彼女一人も作れないと、ガチで思っていました。

しかし、面白いモノですね人生というのは。

大人に成長した僕は、気づけば恋愛もある程度させていただき、結婚して子供までできた今ではこう思います。

僕の心
僕の心
めちゃくちゃどうでもいいことに悩んでいたなと(笑)

僕のこの体験のように、昔は悩んでいたけど今はまったく気にならなくなったってこと、誰でも一つは必ずあると思います。

これはつまり、人は成長すると今悩んでいることが悩みじゃなくなるのです。

つまり、夫婦関係の悩みであっても自身のステージをあげることで、悩みじゃなくなる可能性が高いのです。

人生の4つのステージ理論を採用する時の注意点

人生の4つのステージ理論はオススメですが、採用するにあたって注意点が2つあります。

ステージ理論採用時の注意点
  1. ステージの上下に優劣はない
  2. 高いステージを目指すほうが上がりやすい

それぞれについて解説します。

【注意点1】ステージの上下に優劣はない

1つ目は「ステージの上下に優劣はない」ということです。

「4つのステージがある」と聞くとどうしても、

  • 上のステージはすごい(優れている)
  • 下のステージはダメ(ポンコツ)

と、感じてしまう人もいるかもしれません。(昔の僕はそうでした)

実はこの優劣という物差しで考えてしまうと、落とし穴にハマるのです。

Aさんは尊敬する(ステージ高いから)。でもBさんは軽蔑する(ステージ低いから)。

という風に差別思考が芽生えてしまうからです。

イメージは、社長には愛想よく振りまくけど、新入社員には傲慢な態度で接する人みたいな。

これが当たり前(習慣)になってしまうと、なかなか元に戻れなくなってしまいます。そんな人物が「ステージ高い人か?」と問われると、かなり微妙ですよね。

というかどんな人であっても、最初はRiceステージ(素人)から始まる、と言われています。

たまたま他の人よりも、やる気スイッチを押されて理想を目指すキッカケが早く訪れた。ただそれだけなんです。

それはつまり、どんな人もキッカケさえあればステージを上げられる、ということ。

だから、優劣なんて小さいことで判断せずに、あくまで自分が理想の場所に行くことを目指して、何があろうとなかろうと腐らずに「ステージを高める意識を持ち続けること」が大事です。

【注意点2】高いステージを目指す方が上がりやすい

2つ目は「高いステージを目指すほうが上がりやすい」です。

4つのステージというと、

自分は今ライスステージだし、そんな崇高な目標立てるのは無理。

と、昔の僕のように思ってしまう人もいるかもしれません。

実は最初から高いところを目指しているほうが、勝手にその他のステージも通過すると言われています。

高いステージを目指すというのは、例えるなら新幹線に乗って、福岡から東京を目指すようなものです。

福岡から東京を目指していたら、途中の新大阪も新横浜も勝手に経由することになります。

つまり、仮に新横浜に行きたいとしても、新横浜行きの新幹線に乗らずに東京行きの新幹線に乗る。そんなイメージです。

新横浜が終点の路線を探すよりも、東京行きの新幹線に乗ったほうが、余計なことを考えたり、迷う時間が減ります。

だから一番上のステージを見据えて目指したほうが、結果的に他のステージも通過できることになるのです。

人生の4つのステージ理論|それぞれのステージの特徴

それでは人生の4つのステージ理論で紹介されている、各ステージの特徴についてご紹介したいと思います。

今自分がどのステージにいるのかを意識して見ていただくと、何かしら気づきを得られ、夫婦関係改善のためにエネルギーが湧いてくるはずです。

【第1段階】Rice(ライス)ステージとは

生活するために仕方がなくイヤイヤ働く段階のこと
人生の4つのステージ ライスステージの特徴
ライスステージの特徴をまとめると、こんな感じ!

Rice(ライス)ステージの段階で強く関心があるのは

  • 物欲
  • 肉体的な欲求

を満たすことです。

働く理由は今の生活を維持する・楽して生きたるためで、何事にもできるだけ手を抜こう(省エネモードでやろう)とします。

積極的に自分から技術(スキル)を高めたり、価値を創造したり、人の役に立つことにはあまり興味がありません。

他人より自分優先の思いが強いため、他者への思いやりに欠けたり、感謝の気持ちが弱く、追い込まれると自己正当化と責任転嫁を使ってきます。

代表的な口グセは「どうせ・・・」です。

  • どうせ…僕なんて
  • どうせ…やったって無理
  • どうせ…僕のせいでしょ?

などの無気力感や被害者意識があります。

「せい病ウイルス」に感染していて、被害者意識の塊となり、目の前の問題に直面するよりも、何かに責任転嫁する、という症状がでます。

  • 相手が悪い
  • 会社が悪い
  • 運命が悪い

と、すべて自分以外の外部要因のせいにしがちで、依存体質で自分が変わるよりも、周りが変わるのを待つ傾向があります。

そのときどきの感情・テンションに振り回されやすく、自制することが苦手で言っていることとやっていることが違ったりします。

不満・不安・ストレスをため込み自己嫌悪に陥る。現実逃避のために衝動的に発散する(ごまかす)。

そんな毎日をおくっています。

ライスステージってどんな感じなのかを学べる書籍や漫画は、以下のとおりです。

  • 或る阿呆の一生
  • 人間失格
  • 女の一生

【第2段階】Like(ライク)ステージとは

今の仕事が好きで、工夫しながら楽しんでいる段階のこと
人生の4つのステージ ライクステージの特徴
ライクステージの特徴をまとめると、こんな感じ!

Like(ライク)ステージでは

  • 自分のやり方に強くこだわる
  • 個人的な有形の成功(有名になる、お金儲け)
  • 欲望的な自己実現
  • 自意識的な自己満足感(感覚的な娯楽や快楽)を得る

といったことに、意欲を燃やしています。

人生や仕事の結果は自己責任だと考えたり、自ら切り拓くものであると認識しています。

そのため、

  • 好きなことを追求する
  • 得意な能力を伸ばす

ことに努力を惜しみません。

代表的な口グセは「〜がしたい」です。

  • 〇〇を学びたい
  • 〇〇に参加したい
  • 〇〇を実践したい

モチベーションを自分で高められて自制する努力もするし、自分の仕事を自分で工夫して楽しくすることもできます。

創造的能力があり、技術や才能を磨くことに労力を惜しまず、知能的な仕事にやりがいを感じる毎日をおくっています。

ライクステージってどんな感じなのかを学べる書籍や漫画は、以下のとおりです。

  • 好色一代男

【第3段階】Life(ライフ)ステージとは

仕事を通じて人のお役に立てる喜びがある段階のこと
人生の4つのステージ ライフステージの特徴
ライフステージの特徴をまとめると、こんな感じ!

Life(ライフ)ステージで強く関心があるのは

  • 自分の生き方
  • 有形の成功や枠にとらわれず、無形の心の豊かさや喜びを大切する
  • 精神的な自己実現を目指す

といったことです。

自分が生まれてきた目的や人生の意味を深く求めます。

そのため独自の人生観(信念・ポリシー・哲学) にそった生き方を心がけて、自意識の強い欲望や自己満足感、悪い習慣・欠点などを克服しようと、自己研鑽に励みます。

代表的な口グセは「〜のために」です。

  • 妻や子供のために
  • 会社のために
  • 社会のために

相手の幸せや喜びが自分の幸せになっているので、他者へ与えることが大好きです。

相手に喜ばれることに嬉しさを感じるので、人の役に立つことを積極的に行います。

その結果、人が自然と集まってきます。

仕事と日常(プライベート)の区別があまりなく、生きがいに溢れる毎日をおくっています。

ライフステージってどんな感じなのかを学べる書籍や漫画は、以下のとおりです。

  • 武士道
  • 蟹工船

【第4段階】Light(ライト)ステージとは

人生に迷いがなく今の仕事が天職かのように働き、自分が輝き、周りも世間も明るく照らしている段階のこと
人生の4つのステージ ライトステージの特徴
ライトステージの特徴をまとめると、こんな感じ!

使命感に目覚め、まるで今の仕事は天から与えられた「天職」かのごとく働いています。

また、「世のため・人のために生きる」という確固たる意思(志)があります。

代表的な口グセは「せっかくなら(どうせやるなら)〜」です。

  • せっかくなら徹底的にやってみよう
  • どうせやるなら本気でやってみよう

今やっている仕事は、自らが生まれてきたお役目「天命」に通じていると確信し、お役目を全うしようとしています。

今やっていることや目の前の人に、心をこめて誠実に向き合います。

そのため自己都合(損得、勝ち負け、好き嫌い)に左右されずに、自己超越をすることができます。

燃えている魂から発せられる光で、周りを照らすような働き方と生き方をする、至福な毎日をおくっています。

ライトステージってどんな感じなのかを学べる書籍や漫画は、以下のとおりです。

  • 学問のすすめ
  • 日本でいちばん大切にしたい会社シリーズ

こちらの記事でご紹介した「日本理化学工業株式会社」はライトカンパニーなのではないかと思っています。

https://fufu-bible.com/company-rikagaku/

人生の4つのステージ理論のまとめ

これまで10,000人以上の人生ストーリーを聞いてきた経営コンサルタントの小田真嘉さんに学んだ4つのステージについて共有させていただきました。

人生の4つのステージ理論一覧表
人生の4つのステージのまとめ!

今回のステージの話をもっと詳しく知りたい方は、以下のリンクから小田さんの無料書籍がダウンロードできるので、ぜひ読まれてみてください。

この記事を「最高の伴侶・パートナー」へと繋がる一歩やキッカケにしてもらえたら嬉しく思います。

それでは、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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