この記事にたどり着いたということは、
もしくは
器の大きな父親になりたい
という志を持ち、妻や子供のために今の自分を変えようと努力している旦那さんだと思います。
この記事では、志を燃やして成長し続ける旦那さんへ
『エネルギーの法則4つ目 – エネルギーはプラスよりもマイナスの方が影響力がある』
というテーマでお話させていただきます。
極論、今回お伝えする話を知るか知らないかで
- 悪い流れに流され続ける自分になるか
- 悪い流れを断ち切り新しい波に乗れる自分になるか
どちらの方向に進む自分になってしまうか決まる、そう言っても過言ではありません。
そこでこの記事では、以下の3つのことをお伝えします。
- エネルギーはプラスよりもマイナスの方が影響力があるとは
- エネルギーはプラスよりもマイナスの方が影響力がある事例
- この法則を活用するためには
この記事では小田真嘉さんから学んだことを解説しています。ただ、自分の実体験での解釈が含まれているため、オリジナルとは違う部分が出てきます。その点、ご容赦ください。
https://fufu-bible.com/allways-energy/
【法則4】プラスのエネルギーよりもマイナスのエネルギーの方が影響力が大きいとは?
プラスのエネルギーよりもマイナスのエネルギーの方が影響力が大きい
まずはいつも通り
ということを経験したことや身近な日常へ置き換えてみます。
たとえば
- カチッとした白シャツに赤ワインのシミ
- 美人なのに鼻毛出てる
- イケメンなのに社会の窓が全開
- ラブラブだったのに一度の浮気で破局
- ほぼ星5なのに数件だけ星1があるレビュー
などでしょうか。
抽象的なことは、日常にあるものやマンガなどの馴染みがあるものへ置き換えてみると、イメージしやすくなります。
置き換えてみると、プラスの方が多いけど、ほんの少しマイナスがあるだけですごく気になってしまうことって結構ありますよね。
「相手の嫌なところがすごく気になってしまう…」
そういうのも、「プラスのエネルギーよりもマイナスのエネルギーの方が影響力が大きい」という法則が働いてるからと言えます。
実はこの法則、僕らは割と触れる機会が多い法則なのかなと思っています。
どんな人も一度は見たことあるはずだし、毎日見ている人も中にはいるかもしれません。
ニュースがゴシップや事件を取り扱う理由
それはニュースや週刊誌(文春砲)などのメディアです。
ニュースってちょっと俯瞰して見てみると、内容のほぼ50%以上は「怖いねっ」ってなる、マイナスな要素が多いはずです。
たとえば、事件・事故・犯罪・盗難・詐欺・芸能人の悪いゴシップネタ(薬物・不倫)・企業の不祥事など、ほぼほぼこれらのニュースが放送される頻度が高いと思います。
逆に言えば「今日、東京都町田市で元気な赤ちゃんが生まれました」とか「今日のワンコ」的な癒しのニュースって放送時間が圧倒的に少ないですよね。
そこで考えてみたんです。なぜニュースや週刊誌はマイナスなネタを取り上げるのか?
それには2つの理由があるのではと、僕は感じています。
一つは、僕らが安心・安全な日々を送れるように「身近に危険が潜んでますよ。だから気をつけてくださいね。」というメッセージ。
そしてもう一つは、事件・不祥事・ゴシップ系のネタは反響が大きいからです。
他人の幸福は飯がまずい。他人の不幸は蜜の味
こんな言葉があります。
他人の幸福は飯がまずい
他人の不幸は蜜の味
つまり、人には他人の失敗や不幸を見聞きすることで喜びなどの快感を得るという本能があるのです。
実はそれって、科学的にも証明されていると言われています。(以下の記事に書かれていますが、本当かどうかはあなた次第)
そのためマイナスのネタの方が
- 読者が興味を持つ
- 結果、視聴率・購買率が高まる
- 結果、売り上げが増える
ということにつながっているんじゃないかなと考えられます。
つまり、メディアは戦略としてプラスのエネルギーよりも、マイナスのエネルギーの方が影響力が高いという法則を使っているということです。
マイナスな情報で悪いプログラムがインストールされる
真っ白でキレイなハンカチも汚れや染みが増えていくほど汚くなっていくように、僕らもマイナスな情報を受け続けると汚れていってしまいます。
どこが汚れていくかと言うと、意識(潜在意識)です。
それはまるでウェブサイトを開いたら、パソコンに勝手にウィルスソフトがインストールされて壊れてしまうように、変な価値観が意識(潜在意識)にインストールされて「当たり前の感覚」が悪い方向へ変わることがあるのです。
どんな当たり前が作られるかと言うと、
- 行動したいけど、行動するのが怖い
- どうせ自分には無理だと諦めてしまう
- 自分なんて価値がないと自己否定する
といったことなどです。
スマホアプリをインストールする過程とそっくり
スマホにアプリをインストールすることと同じようなものです。
アプリを一度インストールすると、定期的にバージョンアップされます。そしてバージョンアップされると自動アップデートして、アプリの容量が増えていきます。
本体の容量に対して、アプリの容量が増えるほどスマホへの負荷がかかり、やがて容量がMAX近くなると、動作が遅くなったり、フリーズしやすくなってしまいます。
その過程とすごく似ていて、一度インストールされたプログラムは日々情報が入るたび、どんどんアップデートを繰り返し、拡大解釈されます。
すると、単なる情報だったのものが、思い込みや固定概念(=当たり前の価値観)になり、行動するのが怖くなったり、自分のセルフイメージを自分で下げてしまうことになったりするのです。
毎日ジャンクフードを食べてたら不健康になっていくのと同じです。
だからこそ日々、どんなもの(食・情報など)入れるかはすごく大事なことなのです。
人には「快楽を求め、痛みを避ける」性質がある
人(潜在意識)には起きた出来事に対して
- 快楽なら繰り返す
- 苦痛なら二度としない
という性質があります。
その性質によって、人や出来事をどのように見るかのフィルターが作られ、そのフィルターを通して拡大解釈をして、思い込みや固定概念を作り出すのです。
思い込みや固定概念をつくる元
元を辿れば、思い込みや固定概念は「繰り返し」と「インパクト」によって作れています。
繰り返しとは?
たとえばサーカスに出てくる像。なぜあの像は会場から逃げないのかというと、小像のときから鎖に繋いで逃げられないことを学習させるからです。
そうやって小さい頃から少しずつ教育していくと、たとえ大人になり鎖を引きちぎる力を持っていても、「鎖は取れないもの」という思い込みのせいで、おとなしくしているのです。
インパクトとは?
たとえば犬が嫌いな人。その人はなぜ犬が嫌いなのかというと、子供の頃に犬に追いかけれたり、噛まれたりといった怖い経験をしているからです。
そのような体験があると、たとえ目の前にいるのが当時恐怖を与えた犬ではなく、愛くるしいチワワであっても、めちゃめちゃ怖いという反応をしてしまうのです。(僕の母親です)
そうなってしまうのは、「犬に噛まれた」というインパクトのある経験が、「犬は怖い」というフィルターを通して、「犬という生き物自体、命を脅かす存在」という風に拡大解釈されるからです。
当たり前を汚染するマイナス情報の繰り返しとインパクト
マイナスなエネルギーは影響力が大きいので、そういった情報に触れるほど、僕らの意識(潜在意識)の中に自然とゴミが溜まっていくことになります。
ゴミが溜まるとどんどん悪い方向へ想像力が働いてしまい、不安になってしまうのです。
それを象徴する我が家の母のエピソードがあるので、ご紹介したいと思います。
マイナスな情報に影響を受け続け心配性になった母
あれは僕が就職が決まり、初上京してから1年が経とうとしたある日のことでした。
普段そんなに連絡を取ることがなかった母から電話がかかってきたのです。
何事かと思い電話に出ると、母はこういってきたのです。
あまりにも唐突な質問に「何をいきなり訳のわからないことを言ってるんだ?」と思い、
と、その真意を聞いてみました。
すると母はこう言ったのです。
当時母の大好きだったテレビ番組が「警察24時」。
身近に潜む事件や事故などをたくさん取り上げたあの刺激的で面白い番組ですね。
母は毎回放送があるたび、見ていたので完全に警察24時に染められていたのです。
そこで僕は母にこう言いました。
マイナスな情報ばかり得ていると、綺麗な水槽に墨汁をぶちまけるがごとく、マイナスなことにどんどん汚染されてしまいます。
すると、心配事や不安なことばかり頭に浮かんで、いらぬ心配をしてしまうのです。
だから母が心配するたびに
と言って、マイナスな情報に染まってますよと伝えることを繰り返していたのです。
いわば禅寺でお坊さんが持ってる肩をパシッと叩く棒(警策)の役割をしたのです。
するとある時から
と余計な心配することを諦め、余計なエネルギーを使わなくなったのでした。
マイナスなものからの影響は必ず受けてしまう
マイナスな情報ばかり見ていると、マイナスに染まってしまう。
と思うかもしれません。
ところがどっこい、マイナスな情報から影響を受けないように100%遮断するのは到底無理な話。
なぜならマイナスな情報のほうが圧倒的に触れる機会が多いからです。
ありがたいことに、今はスマホで手軽に情報を得られます。
その一方で、スマホを開くとどんなニュースでも一番最初に目にするのは大抵「マイナスな情報」です。
街中でも家の中でも、必ずマイナスな情報の影響を多少は受けてしまうのです。
だから100%マイナスな情報の影響を受けないというのは不可能…
というと、根性ではどうにもなりません。
無防備に受ければ、自分の中にマイナスがいっぱい溜まってしまいます。
そうなるとネガティブになったり、マイナスな言動したりして、マイナスな状態が当たり前になってしまいます。
そうなってしまうとなかなか自分では気づかないものです。
「マイナスな影響を受けすぎてるよ」と言ってくれる警策の役割を持つ人がいつも一緒にいるならいいんですが、なかなかそういう人の方が少ないです。
そんなときは自分でマイナスなものから影響を受けないように、自分のエネルギーを守るしかないのです。
活用するための重要なキーワード「バリアを張る」
じゃあどうすれば、マイナスなものから受ける影響を自分で減らすことができるのか?
そのための方法がバリアを張ることです。
ワンピースに出てくるバリバリの実の能力者である「バルトロメオ」のように
エヴァンゲリオンの主人公碇シンジののように
と、バリアを張るのです。
と思う方もいるでしょう。
たしかにエヴァンゲリオンみたいにカッコいいバリアをはれる人なんていません。
バリアとはいわば、無意識を意識化するということです。
たとえば、街中を歩いていて通りすがりに見知らぬ人から、突然(無意識状態で)お腹を殴られると大ダメージを受けてしまいます。
でも事前に「殴られる!」って、分かった(意識した)うえだと、力を入れたりして、殴られるダメージを軽減できます。
寝ているときに子供がお腹に乗ってきたら「うぅっ!」ってなります。
でも、起きているときに乗ってくるとわかってたら、お腹に力を入れて衝撃を軽くできます。
それと同じようなもので、無意識でいると簡単に影響を受けてしまいますが、意識すると影響を受けにくくできるのです。
無意識を意識化する合言葉
影響を受けないようにするためには、無意識を意識化するための合言葉をつかいます。
その合言葉とは
私は影響を受けません
です。
たとえば、
- マイナスな情報に影響を受けそう
- ネガティブになりそう
- 心が重くて暗くなりそう
と思ったときこそ、
と呟くのです。すると無意識を意識化でき、まるでバリアを張っているような状態を意識的につくれます。
たとえば小学生時代に、鬼にタッチされそうになったら「バリアっ!」とか言って遊んだことあると思うんですが、それと同じようなものです。
この合言葉を言うと、腹パンをガードするときに腹筋に力を入れるみたいに、キュッとガード体制をつくれるのです。
事あるごとにこの合言葉を唱えていくと、影響を受けやすい無防備(無意識)な状態を避けられます。
するとネガティブになったり、心配や不安事ばかり考えてどっと疲れることが圧倒的に減り、エネルギーも下がらず、ストレスも少ない日々を送ることができます。
まとめ
このように「プラスのエネルギーよりもマイナスのエネルギーの方が影響力が大きい」という法則を日常生活に転用すると、変化が起きてきます。
応用していくためのキーワードが「バリアを張る」です。
マイナスなエネルギーは影響力が高いため、無防備(無意識)な状態だと、いきなり腹パンされるみたいにダメージを受けてしまいます。
するとマイナスな情報によって、ネガティブになったり余計なことを考えて不安で頭がいっぱいになり、行動できなくなってしまいます。
そういう状態にならないようにするには、無意識を意識化しないといけません。
そのために必要なのが、「バリアを張る」こと。
そしてバリアを張るために
という合言葉を、事あるごとに唱えるということが大事だという話をお伝えしました。
次回は「法則5:エネルギーは時空を超えて移動する」について共有したいと思います。