この記事では、「成長の12ステップ」について解説しています。
【全体像】成長の12ステップ
人の成長は次のような4つのジャンルで構成されていて、全部で12のステップがあります。
それぞれの項目にはどんな意味があるのか、一つずつ見ていきましょう。
【第1段階】思考の3つのステップ
まず第1段階は「思考」から始まります。
この段階には次の3つのレベルがあります。
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LV1目にするなんとなく知っている状態
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LV2気になる何度か見て興味を持った状態
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LV3意識する能動的に関わる状態
LV.1:目にする
「LV.1:目にする」は、なんとなく知ってるという、受動的に情報を受け取っている状態のことです。
LV.2:気になる
「LV.2:気になる」は、何度か接していくうちに興味を持ち、情報に対して馴染みが出てきた状態のことです。
LV.3:意識する
「LV.3:意識する」は、情報に対して意識して積極的に関わる(能動的に接している)状態のことです。
【第2段階】知識の3つのステップ
第2段階は「知識」です。
この段階には次の3つのレベルがあります。
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LV4知る頭に入った状態
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LV5わかる人に説明できる状態
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LV6確信する自分の信念になっている状態
LV.4:知る
「LV.4:知る」は、情報がただの知識として頭に入っている状態のことです。
LV.5:わかる
「LV.5:わかる」は、知識として入った情報を理解して、人に話せる状態のことです。
LV.6:確信する
「LV.6:確信する」は、なんども人に話をしていくうちに腑に落ちて信念になり、人に力説できる状態のことです。
【第3段階】行動の3つのステップ
第3段階は「行動」です。
この段階には次の3つのレベルがあります。
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LV7ためす意識してもできない状態
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LV8できる意識してできる状態
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LV9熟練する無意識で反射的にできる状態
LV.7:ためす
「LV.7:ためす」は、とりあえず実践していて、意識しても全然できない状態のことです。
LV.8:できる
「LV.8:できる」は、どんどん試していくうちに、意識したら何度かできるようになる状態のことです。
LV.9:熟練する
「LV.9:熟練する」は、意識して何度もやっていると習慣になります。すると無意識でできるようになる状態のことです。
【第4段階】影響の3つのステップ
第4段階は「影響」です。
この段階には次の3つのレベルがあります。
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LV10伝える実体験を伝える
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LV11影響する他の人へ再現できる
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LV12託す不特定多数の人へ再現できる
LV.10:伝える
「LV.10:伝える」は、行動していくうちにただの知識が、経験や知恵に変わり説得力を持って人に伝えられるようになります。その解説できる状態のことです。
LV.11:影響する
「LV.11:影響する」は、人に伝えられるようになっていくと、だんだん他者へ同じことを再現するためのノウハウができ、どんどん人に教えて育てることができる状態のことです。
LV.12:託す
「LV.12:託す」は、人に教え育てることができるようになると、どんどんパターンが見えてきます。そしてこれまでの経験を体系化して、不特定多数の人へ再現できるようになっていく状態のことです。
成長の12ステップと関連する偉人の名言
ここで成長の12ステップを表す偉人の名言をご紹介します。
マザーテレサの言葉
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
成長の12ステップのまとめ
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LV1目にするなんとなく知っている状態
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LV2気になる何度か見て興味を持った状態
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LV3意識する能動的に関わる状態
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LV4知る頭に入った状態
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LV5わかる人に説明できる状態
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LV6確信する自分の信念になっている状態
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LV7ためす意識してもできない状態
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LV8できる意識してできる状態
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LV9熟練する無意識で反射的にできる状態
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LV10伝える実体験を伝える
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LV11影響する他の人へ再現できる
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LV12託す不特定多数の人へ再現できる